単行本で、1999年12月~2004年9月まで角川書店から発刊された「クロノクルセイド」ですが、いまだに人気がある王道アクションファンタジーです。
その後、2010年1月より新装版として、毎月2巻ずつ発刊され、全8巻の作品となっています。
2003年には、アニメ化もされています♪
僕が「クロノクルセイド」を実際に読んだ感想を含め、あらすじや登場人物をご紹介しますね!
今回の記事では、第5巻の感想まとめとなります。

\クロノクルセイド第4巻の感想まとめはこちらから/
若干ネタバレ要素を含みますので、見たくない人は漫画、アニメをすぐご覧ください♪
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クロノクルセイド第5巻のあらすじ
運命の再開を果たしたヨシュアとロゼットだが、ヨシュアは正気ではなくロゼットを姉とわからないほど、精神が不安定な状態だった
アイオーンはロゼットの精神を完膚なきまでに叩き折り、今までの努力が無駄だったということを思い知ら知らされることになる
そして、ヨシュアがロゼットに攻撃を仕掛けたのだが、それをかばったクロノが大きなけがを負ってしまうことに
絶体絶命の中、アイオーンは瀕死のクロノを挑発し、クロノは激情に駆られ悪魔の力を暴走させてしまう
暴走したクロノの力で、町は壊滅的なダメージを追ってしまったが、ロゼットが何とかクロノを鎮めるに至った
しかし、その隙をアイオーンに突かれクロノは敗れた
完全な敗北・・・
その後は、マグダラ修道会の助力で何とか命をつなぎとめたが、アイオーンにアズマリアをさらわれてしまう
クロノはいまだに意識不明
絶望的な状況だが、仲間たちの強い絆により支えられ、再び立ち上がりクロノを救うために活動を再開するのであった
クロノクルセイドの登場人物を紹介
ロゼット=クリストファー

本作の主人公の一人
16歳
マグダラ修道会に所属する悪魔祓い専門のシスター
銃を武器に、特殊な弾丸を駆使して悪魔退治をしていく
かなりのおてんば娘で、任務に向かうと必ず問題を起こして上司のシスター=ケイトにいつも怒られている
胸にある懐中時計は、クロノとの契約の証でもあるが、クロノの悪魔の力を封印している封印具でもある
クロのが力を開放するたびに、ロゼットの寿命が削られてしまいます
クロノと契約した理由は、悪魔アイオーンにさらわれた「ヨシュア」を助けるためです
クロノ

本作のもう一人の主人公
いつもはロゼットの助手として過ごしている少年
しかし、本当の正体はロゼットと契約している強い悪魔です
その昔、罪人アイオーンと共に、魔界に反旗を翻し、罪人となり悪魔たちから命を狙われています
クロノが本来の力を使うには、ロゼットの寿命を削らなければならず、普段は少年ですが大人の姿へと変身します
ロゼットのことも、単に契約者としてではなく「大切な人」として接しています
アズマリア=ヘンドリック

悪魔崇拝者にとらわれていたところをロゼットとクロノに助け出され、その後は2人にあこがれを抱き、悪魔祓いの見習いとして彼らとともに行動を共にしていきます。
もともと、自分の命を軽く見ているところがあったが、ロゼットたちと行動を共にしていくことで、考え方が徐々に変わっていきます
マグダラ修道会の聖歌隊の一員としても活躍しています
サテラ=ハーベンハイト

ロゼットたちが任務中に知り合った女性で、年齢は19歳
10年前に悪魔に襲われ、彼女の一族「ハーベンハイト家」は皆殺しにされる
最後の生き残りであるサテラは、現在「宝石の魔女」と言う通り名をもつ賞金稼ぎになっていた
宝石(ユヴェール)を使って、使い魔を使役しています
使い魔は「輝力(きりょく)」が切れると消滅し、使い魔のダメージはそのまま自分自身へと返ってきます
そして、サテラは年下の子が好きなショタコンでもあり、クロノが狙われています(笑)
家族を殺した悪魔を探索するためロゼット達と旅を共にする
ヨシュア・クリストファ
ロゼットの弟
他人のケガを治癒するという不思議な能力を持っていた
もともと幼少期は病弱で、姉であるロゼットに世話ばかりかけてしまう事にコンプレックスを抱いていた
そこに、アイオーンから強い体を得られるという誘惑を受けてしまい、クロノの尖角(ホーン)を自らの頭につけてしまう。
そのおかげで、強力な力を手にしたが自我をほとんど失い、ヨシュアたちが住んでいた孤児院の人々の時を止めアイオーンと共に姿を消したのであった
そして現在、ロゼットはヨシュアの手がかりを見つけ出しクロノとアズマリアと旅に出る
アイオーン

罪人たちのリーダー格でかなり強力な悪魔です
ヨシュアを連れ去った張本人
成人の日式を受けた際に「世界の真理」を知ってしまったことで絶望してしまいます
それがきっかけで、パンデモニウム(魔界)の悪魔たちから、同志・同世代・クロノたちを引き連れ離反したことで、罪人となってしまいます
クロノクルセイド第5巻を読んでみた感想

ここからはクロノクルセイドの第5巻の感想まとめです。
全体を通して最後の戦いの序盤戦といったコンセプトのようだった第5巻
前巻で、ヨシュアと運命的な出会いを果たしたロゼットだったが、なんとヨシュアはロゼットを覚えていなかった
んーかなり切ない・・・
いままで、わりと緩いムードで、敵味方とも日常を描いていましたが、ここにきて一気に街を巻き込んだ戦闘が始まる
アイオーンに加えてヨシュアや罪人側の悪魔の強さがわかるシーンがいくつも散りばめられていて、敵の強大さが改めてわかる回となった
しかし、敵のあまりの強さに今まで走り続けてきたロゼットも、ついに足が止まってしまう・・・
だけど、レミントン牧師(ロゼットが最も尊敬している人)やサテラとの会話で、再び走り続けることを決意するのですが、ほんとにキャラの立たせ方上手いなと思いました
レミントン牧師は、わき役だとは思いますがとても良いキャラです
というか、クロノクルセイドにわき役なんていません(笑)
それくらいがキャラが立ってて、1人1人のキャラに感情移入しやすい作品ですね!
僕として、敵キャラの親玉の「アイオーン」も嫌いになれない・・・
さらに、「聖女」と言われるマグダレーナとクロノの関係だったり、サテラの姉についても明らかになりました
サテラの姉さんは何とヨシュアの側近メイド、フィオレだったのだ!
着々と最終戦に向かっている物語も、折り返し地点ですね
次の巻も楽しみです!
ではまた第6巻の感想をお楽しみに♪

\クロノクルセイド第6巻の感想まとめはこちらから/
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